<<中編・2>>
ー今日のタンタンー

 丘崎:  話、メチャクチャずれるけど、今日のタンタンの着ているワンピース可愛いよね。
 タンタン:有難う。せっかくだから、おめかししてきた。
 丘崎:  あ、そうなんだ。こちらこそ、有難う。ちょっとイメージ的にピチカートファイブに近いかなあ。スレンダーで、身長あるから着こなせるカンジのワンピース。良いワア!これ、着こなすの難しいワンピだと思うヨ〜!
 タンタン:な、なんか照れる・・・。





 丘崎:  (笑)。いやあ、私、基本的に洋服とかアクセ・小物が大好きだから、ついついファッションチェックしちゃうんだよね。でも、タンタンの服の着方は好き。流行に流されてないし、自分に似合うものをチョイスしていて。今日付けている指輪と、履いているサンダルも可愛いね。
 タンタン:確かに、チェック厳しい!(笑)。良かった、おめかしして来て・・・。

ータンタンと洋の世界、和の世界ー

 丘崎:  また、脱線しちゃったよ、ゴメンネ。私、脱線小僧なモンで。
 タンタン:杏さんは小僧って感じしないよ?
 丘崎:  あ、じゃあ、脱線お姐さんで。って、なんていう単語じゃ!?って、ちゃんと話を戻そうっと。タンタン、なんかTan2でプロデューサー活動みたいのもしていなかった?
 タンタン:ああ、時空寺かな?
 丘崎:  ああ、それそれ!
 タンタン:あの時ね、制作で参加していたのに、何でか時空寺に関連する殺陣教室に通ってた・・・。
 丘崎:  そういえばタンタン、一時期、殺陣通ってたね〜。タンタンと殺陣って、ちょっと意外な組み合わせ。殺陣って言ってもイロイロあるけど、どういうところに通ってたの?
 タンタン:かむゐっていう殺陣集団。主催の島口哲朗さんは、映画『KILL BILL』の殺陣指導・振付なんかを担当していて、『Vol.1』ではクレイジー88(MIKI)役に抜擢されてた。
 丘崎:  ああ!あのヒトがそうなんだ!見た見た、『KILL BILL』で!スゴイネエ!で、タンタン的にはどうだったの?
 タンタン:それがね・・・(笑)。素晴しいと思ったし、やりたい気持ちはヤマヤマだったんだけど、今の私には無理だと思った。
 丘崎:  (コケッ!)ど、どういうトコロが?
 タンタン:まず、身体的に(笑)。
 丘崎:  (笑)。うん、ちょっと納得。
 タンタン:それから、集中力?かな。
 丘崎:  集中力?
 タンタン:うん。「和」の掛け合いって言うのかな・・・、相手の息や鼓動を感じる掛け合い。集中力。殺陣ってそういうものが必要だと思ったの。
 丘崎:  うん、確かにそうだね。殺陣自体はイロイロな型があると思うけど、その部分はどこに行っても共通している部分だと思う。
 タンタン:そう。で、さっき言っていたみたいに、ワタシは元々ヒトとのキャッチボールが苦手じゃない?でも、殺陣って、まさにその部分が大切じゃない?
 丘崎:  うんうん。でも、そこが大切ってまず気づけた時点でかなり良いと思うけど。なんか、コミュニケーション無視して、先に目先のワザに走っちゃうヒトも結構多いと思うなあ。
 タンタン:あ、ちょっと褒められた?
 丘崎:  うん(笑)。
 タンタン:まあ、そんなわけで、当時の私は、今はムリ、その時期じゃあない、興味はあるし面白いと思うけど、始めるに当たってタイミングは今じゃないって思った。                         
 丘崎:  そうか〜。これまた、さっきと同じような話になっちゃうんだけど、ワタシもやっぱり、殺陣をやるに当たってそこがダメで(笑)。でも、そのコミュニケーションの部分が大切だって、頭では分かっているのね。で、出来ないからやる!みたいな。
 タンタン:あ、さっきの鍛錬とか修行?
 丘崎:  そうそう、修行だね(笑)。修行好き(笑)。でもね、そういう苦手な部分を、殺陣みたいに体を動かすツールで入っていって、そこから芝居に還元するみたいなのも、良いかなって。前に、BQの先輩の郁さんなんかにも、そういう入り口として良いよ、自分はそれで還元できている部分があるって教えてもらって、かなり殺陣に対して前向きになれた。
 タンタン:郁さんって、本当に良く体動くよねえ!?
 丘崎:  うん、ハッキリ言って男のヒトで殺陣やらアクロバットができるヒトって、割と履いて捨てるほどいると思うんだよね。でも、男のヒトと女のヒトって、元々の身体能力にものスゴイ開きがあるから。女のヒトでアレだけできるってすごいと思う。さすが器械体操インターハイ出場経験者!
 タンタン:そうなんだ。
 丘崎:  そうそう!次のBQ公演『風まかせけやき十四』(moderato「お知らせ。」見てね!)でも、郁さんのアクションは炸裂だよ、是非見に来て!と、ちゃっかり宣伝してみたりして。
 タンタン:いや、宣伝は大切だよ。知らなかったら、興味持つことも出来ないから。
 丘崎:  だよね〜!あ、しまった、また脱線姐さん!(笑)。そう、その殺陣というか和の世界観?に体で触れてみて、なにか切り絵に影響した事ってあるの?
 タンタン:あ、うん。認識したのは、しばらくは自分の切り絵は和の世界観じゃなく、洋の世界観だなって。
 丘崎:  確かに。言われて見れば、タンタンは「洋」だ。でも、しばらくっていうと、今後、将来的には「和」もやるの?
 タンタン:うん。何年かして、洋の世界観を自分の中で完結できたら、和の世界観にも行きたいと思っている。実際、殺陣もスゴク楽しかったし。
 丘崎:  そっか〜、楽しみだね、タンタンの和の世界も。ワタシもね、最近邦楽奏者とのコラボとか始めて、踊りというか、パフォーマンスの部分での表現の場をもっと増やして行こうと思ってるんだけど、その時にやりたいのが、和洋折衷なんだよね。元々、和洋折衷って、とてもやりたい方向性だったの。あ、でも、厳密にいうと、和洋折衷じゃあないか、和とラテンなんだよね。だから、ちょっとマツケンサンバのヒットには先を越された感が・・・。といっても、ヒットまでに時間がかかっただけで、マツケンサンバそのものも、実際10年以上やっているから決してポット出じゃあないんだけどサ。
 タンタン:何かでも、また一緒にできると良いね。
 丘崎:  そうだね、やりたいね!!


              
 

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